お見合い結婚と恋愛結婚は全くの別物?

お見合いのイメージ

「お見合い」と聞いてどのようなことをイメージするでしょうか。昭和初期までのお見合いは、親同士が決めた本人が全く面識もない人と一度会っただけで、拒否することもできず結婚させられたということが確かにありました。本人の気持ちは全く無視されたもので、なかには家同士の結びつきのために政略結婚を余儀なくされた人も少なくありません。

歴史をさかのぼれば、戦乱の時代に互いの利害関係のためだけに、10代で嫁入りさせられることも珍しくなく、結婚は本人の意思ではなく親が決めるものという風潮がその後も、長らく続きました。昭和の中頃くらいからは、お見合い結婚がまだまだ主流であるものの、近所のお節介なおばさんが、見合い写真を抱えて仲人役を買って世話をする形に変わり、写真や経歴を見て、本人が事前に断ることもできるようになったようです。

さらに時代が進むと、仕事に一途で恋愛に奥手な男性や男性と同等に仕事に生きがいを感じて婚期を逃してしまいそうな女性などを対象として、結婚を目的としたお見合いが一般的なものとなりました。お見合いは、双方の親だけでなく、仲介人や紹介してくれた人など多くの人を巻き込むもので、一度会ってから断るというのもなかなか勇気がいるものです。

女性は着物、男性はスーツが定番の服装で、格式のある料亭などの和室で緊張しながら臨むものというイメージが強いものでしょう。見合い結婚はなんとなく古めかしく、恋愛結婚より、劣る印象を受けるという人は、恋愛結婚と呼ばれているものが、実はそれほど見合い結婚と変わらないことに気づいていないのでしょう。